3分

僕は毎週水曜日は塾なので、帰りは恵比寿から21：30ぐらいに発車する電車に乗るわけだけど、実にこれがまたシビア。
時間柄、ガラガラの時もあれば、ぎゅうぎゅうで何がなんだかわからないまま忙しく発車する時もある、非常にエキセントリックな時間帯である。
　
その月とすっぽんと言うか、準チョコとトリュフというか、兎にも角にも安全に自宅に向かえる電車の発車時間の差が僅3分。
　
3分と言えばインスタントラーメンが一個作れる時間であり、ウルトラマンのカラータイマーが鳴ってから怪獣を倒すまでの時間であり、僕のコンタクトの着用時間でありまして、つまり何が言いたいかと言うとちょっとよそ見しながら駅に向かうだけでその日一日の気分もろとも芯からぶっ壊す起爆剤であるわけです。
　
　
ここまで力説した挙句、「今日はどうだったのだ」と聞かれたらひとたまりも無いので、先に申し上げておきますと「普通に死んだ」と言うことです。